


【タイトル】 | 『Kebab』 |
【作】 | Gianina Carbunariu(ルーマニア) |
【演出】 | Enrico Stolzenburg(ドイツ) |
【翻訳】 | 市川明(日本) |
【出演】
七味まゆ味(柿喰う客)
仲里玲央
山崎彬(悪い芝居)
【公演日時】 | |
7月10日(金) | 19:30 |
7月11日(土) | 14:00/19:30 |
7月12日(日) | 13:00 |
(全4回公演) |
開場は開演の20分前、受付は開演の40分前。
【料金】
前売 2,800円 当日 3,300円 学生 1,500円
(全席自由)
【会場】精華小劇場
〒542-0076 大阪市中央区難波 3-2-4
TEL 06-6643-7692(11:00〜18:00)
FAX 06-6643-7693
E-mail: info@seikatheatre.net
【問合せ・申し込み】
ケバブ実行委員会
TEL 06-6453-7600(松本工房内)
E-mail: info@kebab-seika.com
【主催】
ケバブ実行委員会
【共催】
日本演出者協会
精華小劇場活用実行委員会
精華演劇祭実行委員会
【協力】
NPO法人大阪現代舞台芸術協会(DIVE)
大阪新劇団協議会
GOETHE-INSTITUT JAPAN/ドイツ文化センター・大阪
【演出助手】 | 土橋淳志(A級MissingLink) |
【舞台監督】 | |
【照明】 | 根来直義(Top.gear) |
【照明操作】 | |
【音響】 | 花水木しげる |
【宣伝美術】 | 松本久木(MATSUMOTOKOBO Ltd.) |
【web作成】 | 松本久木×間屋口克 |
【制作】 | 笠井友仁(エイチエムピー・シアターカンパニー)、間屋口克 |
【実行委員会スタッフ】 | |||
市川明 | 岡田蕗子 | 笠井友仁 | 小山佳織 |
高安美帆 | 土橋淳志 | 仲里玲央 | 阪東浩考 |
堀部由加里 | 松尾真恵 | 松本久木 | 間屋口克 |
村里春奈 | 小長井貴絵 | 中野雅予 | 川西遥 |
高原みずき | 竹下祐貴 | 小川紗貴子 |

日本の現代演劇がヨーロッパの影響をうけて発展してきたことは言うまでもありません。たとえばシェイクスピア、イプセン、チェーホフ、ベケット、ブレヒトなどが、その代表と呼べるでしょう。なかでも20世紀に活躍したベルトルト・ブレヒト(1898-1956)や、ハイナー・ミュラー (1929-1995)という巨星を輩出した「ドイツ演劇」は、日本の「新劇」から「現代劇」にいたるまで、強い影響を与えてきました。そして現在も多くの演劇人によって実験的な試みがなされているドイツの首都ベルリンは世界の演劇の中心にあると言っても過言ではありません。
しかし、私たちは日本から遠いドイツの演劇を観る機会があまりにも少なく、戯曲など、翻訳された出版物から「ドイツ演劇」を知ることの方がずっと多いように思います。「ナマの舞台」を観ることが演劇の本質だとすれば、私たちは日本の現代演劇に大きく係わった「ドイツ演劇」を知らないままということになります。
そこで、大阪大学の市川明教授の協力を得て、〈ケバブ実行委員会〉を創設し、ドイツで活躍する若き演出家を大阪に呼び、日本人俳優と共に「ベルリンの演劇」を精華小劇場で創ることになりました。舞台製作の中心としてドイツ人演出家を置き、観客が「言葉の壁」につまずかないように日本人俳優をキャスティングしました。そして上演作品は『Kebab』。ドイツ人演出家 Enrico Stolzenburg(エンリコ・シュトルツェンブルク) がベルリンのシャウビューネ劇場で上演した作品です。
皆様には、公演はもちろん、同時に開催される演出家による講演会にもお時間の許す限りご参加頂き、この機会にドイツ人演出家の演出法や演劇理論、ドイツの劇場制度などに触れて頂ければ幸いです。
ケバブ実行委員会事務局長 笠井友仁