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演出|エンリコ・シュトルツェンブルク(Enrico Stolzenburg)
Enrico Stolzenburg
演出家1973年,ベルリン生まれ。ドイツ演劇学校の名門エルンスト・ブッシュ演劇大学にて演出を学ぶ。ヴァイマール国立劇場,ベルン市立劇場,フライブルク劇場などで演出家として活躍した後,2002年からベルリンのシャウビューネにて演出作品を製作している。代表作に『Kebab』(作Gianina Carbunariu)や『カルテット』(作 ハイナー・ミュラー)などがある。


翻訳|市川明(大阪大学大学院文学研究科教授/ブレヒト・ケラー代表)
Enrico Stolzenburg
専門はドイツ文学・演劇。ブレヒトやハイナー・ミュラーなどドイツの現代演劇を主に研究している。現在「ブレヒトと音楽」全四巻に取り組み、『ブレヒト 詩と音楽』(花伝社)をはじめ第三巻までを刊行している。NHKのドイツ語講座を長らく担当し、『ドイツ語ステップアップ』など語学教科書・参考書も多い。演劇創造集団ブレヒト・ケラーの代表幹事として、多くのドイツ演劇を翻訳し、関西で上演し続けている。


出演|仲里玲央(フリー)
Enrico Stolzenburg
1978年に沖縄県宜野湾市生まれる。1998年に劇団潮流に入団、新劇の劇団で演技の基礎を学ぶ。2007年よりフリー。潮流では『あひるの靴』(作/倉本聰)、『ボクサー魂』(作/L・ヒュプナー)などに出演。2008年にはブレヒト・ケラー『ゴビ砂漠殺人事件』(作/B・ブレヒト)で韓国公演を体験。清流劇場『モザイク』(作/田中孝弥)、コズミックシアター 『フリーランサー』、新劇団合同公演『おはようおかえり』(作/馬場千恵)など、近年の活躍は目ざましい。2005年『ボクサー魂』で関西俳優協議会最優秀新人賞受賞。


出演|七味まゆ味(俳優/柿喰う客副代表)
Enrico Stolzenburg
柿喰う客の全本公演に出演する看板俳優。スラリとした細長い体と、ころんとした丸めの顔を武器に、怪しいニオイを撒き散らす。安定した演技と不安定なビジュアルで、舞台を自由に駆け回る。観るものに「うわあー」っていう衝撃を与える。
神奈川県出身。ごはんをよく食べる。
2008年、佐藤佐吉賞「優秀主演女優賞」受賞。
2007年、佐藤佐吉賞「最優秀助演女優賞」受賞。
主な出演作品:NODA・MAP『パイパー』(作・演出=野田秀樹)、シアターコクーン『タンゴ・冬の終わりに』(作=清水邦夫/演出=蜷川幸雄)、さいたまゴールドシアター『鴉(からす)よ、おれたちは弾丸(たま)をこめる』(作=清水邦夫/演出=蜷川幸雄)、キリンバズウカ『飛ぶ痛み』、メタリック農家『箱』、コマツ企画『動転』ほか


出演|山崎彬(劇作家,演出家,俳優/悪い芝居代表)
Enrico Stolzenburg
1982年12月10日生。作家・演出家・俳優。
2004年悪い芝居を旗揚げ。
妄想からくる痛い戯曲を、ポップな演出で塗り誤魔化し、現代演劇を逆流する作品を
京都・大阪・東京で発表。
全作品に、自ら役者として舞台に立つ。
その他、京都芸術センター舞台芸術賞2007ノミネート、
TBS系全国ネット「侍チュート!」構成参加、
映画「色即ぜねれいしょん」(監督:田口トモロヲ)出演など、
活動は多岐にわたる。


演出助手|土橋淳志(劇作家,演出家/A級MissingLink)
Enrico Stolzenburg
1977年生まれ,京都府出身。1997年に近畿大学に入学,演劇活動を始める。2000年「A級MissingLink」旗揚げ。現在までに全ての作品の脚本と演出を担当。知的エンターテイメントを自称する作風に定評あり。『小屋ヲ建テル』が若手演出家コンクール2002にて最優秀賞受賞。『決定的な失策に補償などありはしない』が第14回OMS戯曲賞の最終選考に残る。